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キーライトのLED化 制作:2003/10/19

古い911の純正キーライトは、電池が切れてるか、点いても暗かったりして、使えないんですが、簡単な改造で明るくなります。

準備する物は、LEDボタン電池です。

LEDは、電気パーツ屋で手に入りますが、ホームセンターで売ってるLEDミニライトをバラして使う手もあります。1個800円くらいです。

ボタン電池は、純正キーライトのボタン電池に径が近いCR1616辺りが良いと思います。1枚300円くらいですね。
これを2枚重ねにすれば、厚みも丁度良い感じです。

これだけあればOK 29KB

むむ、足が短過ぎて使えない! 12KB で、LEDは市販品のLEDライトをバラして使おうと思ったんですが、バラしてみると、プラス側の足が短い!
これで作れんこたぁないですが、う〜ん、微妙だなぁ。

市販品LEDライトは、こう云う事がありますから、注意です。

しょうがないので、電気パーツ屋で、白色の高輝度LEDを買って来ました。
高輝度と白色にこだわらなければ、数百円で済みますよ(白色高輝度は高いんです)

蛇足ですが・・・、LEDには極性があります。

よく、足が長い方がプラスと云われますが、今回みたいに足が切られてる場合もあるんで、樹脂の中の端子を見て判断しましょう。

小さい方がプラス大きい方がマイナスです。
右の写真では、左側がプラス、右側がマイナスとなります。

・・・ま、電池を繋いでみて、点く方に組み立てればいいんですよ(笑)。

LEDの極性 20KB

キーライトはここをコジって 14KB では、キーライトを分解しましょう。

側面にあるキッカキを、小さなマイナスドライバーか、爪楊枝でコジれば・・・。

はい、この通り。
豆電球とプラス側の銅板、それに古い電池以外は使うんで、無くさないようにしましょう。

普段は、真ん中のバネで電池を浮かせて消灯、スイッチを押すと、底面のマイナス端子と電池が接触して、豆電球が点く仕組みですね。
LED化しても、考え方は同じです。

中身はこんな感じ 28KB

カッターで削る削る 21KB まずは、ボタン電池が入るように、カッターでゴリゴリ縁を削っていきます。
これが一番時間がかかる上に、綺麗に処理出来んのですよ。

歯医者さんにある、歯を削る道具があれば、かなり簡単なんですけどねー(笑)。

削るのは、出来るだけ満遍なく。私の場合、一箇所を削り過ぎて、鍵の銀色が顔を覗かせました(汗)。

次に、LEDの足を曲げます。切る必要はありません。

ここでのポイントは、マイナス側の足。少し下方向に曲げてます。
何故かと云うと・・・。

LEDの足を曲げる 12KB

こんな風に装着 24KB LEDのマイナス側を、ケースにぴったりひっつける為です。
こうしないと、マイナス側に使う銅板が浮いて、常に点灯状態になってしまうんですわ。

あと、L字に曲げたプラス側とマイナス側の足は、上手くケースを突っ張るように、長めにして曲げましょう。
そうしないと、LEDがグラグラしちゃいます。
まぁ、LEDを接着剤で固定しちゃってもいいんですけどね。それをしなくても、足の長さを上手く調節すれば、LEDがグラつく事はないですよ。

続いて、マイナス側の銅板とスプリングを取り付けます。

マイナス側の銅板は、豆電球と接触してたところが曲がっているので、それをペンチか何かで平らにしましょう。

で、そこに白いゴムをかませて、LEDのプラスとマイナスがショートしないようにします。

マイナス側の銅板 32KB

電池を2枚入れて 30KB LEDのプラス側の足の下に、ボタン電池を2枚を入れます。
プラス側の足は、キーライトの蓋をはめたとき、押しボタンの下に来るようにしときましょう。

これで、蓋を元通りはめて、完成です。

蓋をはめて完成! 21KB

ほら!これだけ明るくなりました。
簡単な改造で、ここまで効果が出れば、大満足です。うふふ。

さて、ここで注意点
今回は、LEDに直接電池を繋いでますが、電圧に見合った保護抵抗を入れるのが正しいです。
規定の電流よりも多く流れ続けると、LEDの故障だけでなく、最悪、電池の破裂が起こる可能性があるんです。

しかし、このキーライトは、ときどきちょっと点けるだけ、と云う前提なので、保護抵抗を入れませんでした。
もし、これを数時間連続して点けたりする場合は、保護抵抗を必ず入れるようにしましょう。

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