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夜中、街を流してて、ブレーキランプが切れてたり、ウィンカーが凄い速度で点滅してたり(自動車学校で習ったような気がしますが、ウィンカーが滅茶苦茶な点滅をしてるときは、何処かのバルブが切れてるらしいです)するクルマを、ちょくちょく見かけます。

私って、とても恐がりなんで、もし、自分のクルマがそうなってたら、「911のブレーキランプって小さいから、追突されちゃうかも」「ボディカラーが濃いから、夕方とか見えにくいよなぁ。ポジション灯が切れてたら恐いなぁ」なんて思っちゃうわけです。

まー、自分のクルマは、愛車ってくらいですから、出来る限り、こう云うところも正常にしてあげたいですよね。

さて、案外、自分では気付かない、何時の間にか切れてると云う、リアの各種バルブの交換方法です。

ウィンカーレンズ、と云っても、ブレーキ灯もリバース灯も、一緒のレンズなんですが、これを外すのは簡単。3本あるネジを緩めるだけです。

3本のネジは、レンズから完全に外してしまわなくても、レンズ自体は外れるので、ネジに一緒に付いてるワッシャを無くさない為にも、レンズギリギリまでで止めといて、完全に外さない事をオススメします。

ネジを緩めたら、大抵、固着してるので、レンズの端に、マイナスドライバの頭(勿論、ウエスを被せて、傷を付けないように)を挿して、ゆっくりコジりましょう。

大雑把にコジると、レンズが割れます。結構、脆いんですよね。

片方がちょっと浮いたら、反対側も同じようにコジります。優しく優しく・・・。

ネジが、ちゃんと緩んでいれば、これで外れる筈です。

コジりながら、空いた隙間から、ネジの様子を見ると安心です。

もし、緩んでないままだと、当然、パキッと割れてしまいます(悲)。

外れると、こんな感じです。

左から、ブレーキ灯、リバース灯、ウィンカーです。

ブレーキ灯とリバース灯は、レンズの点灯範囲も狭いし、明るく光らせる為に、バルブの周囲がメッキ処理されてて、反射するようになってます。

でも、ウィンカーの周囲は白いですよね？

これは、レンズの点灯範囲が広いので、その範囲全体をまんべんなく光らせる為に、バルブの光を拡散させているのです。

バルブの取り付け方向も考えられてて、他のバルブが、フィラメントが横(縦方向に強く光る)になっているのに対して、ウィンカーのフィラメントは、縦(横方向に強く光る)に取り付けるようになってるんですね。

ほんのちょっとの心遣いですが、思わずニヤリとしてしまいました。

バルブを覗いてみると、こんな感じで取り付けられてます。 バルブの横には、そのバルブの種類が刻印されてますんで、分かり易いと思います。 ちなみに、ブレーキ灯は12V 21/5W、リバース灯とウィンカーは12V 21Wです。 その辺のカー用品店で、2個入400円弱で売ってますんで、簡単に手に入りますよ。 ブレーキ灯は、同じバルブの中に、21Wと5Wのフィラメントが入ってるんですね。 開けてみて、初めて知りました(笑)。 こうやって、自分で触ってみて、「成る程、こうなっちょるんか〜！」って発見があるのも、嬉しいんですよね〜。

バルブ自体は、ちょっと捻ると、簡単に外れます。 バルブに直接触れるときは、軍手着用をお忘れなく！ ブレーキ灯は、バルブにフィラメントが2つ入ってるので、極性があります。 ありますが、バルブの口金に突起が段違いで付いてて、逆向きで装着出来ないようになってます。 逆向きだと、ソケットに挿しても、バルブが回らないので、安心です。

バルブを交換するときに、一緒に、中のメッキや白色のところも、綺麗に掃除しておきましょう。

ここが汚いと、バルブが明るくても、暗く見えてしまいます。

交換したバルブが、ちゃんと点灯するか確認して、最後に、レンズを取り付けます。

注意しないとならないのは、ネジの締め付け。

あんまり、力を込めてネジを締めると、簡単にレンズが割れてしまいます。

私の雁タンク号も、ネジの周りにヒビが・・・(悲)！

絶妙のトルク(笑)で、ネジを締めて、はい作業終了！

ただ、心配なのは、これで本当に、レンズ内部に雨が入らないのか？って事ですわ。

微妙に、隙間が空いてるような気がするなぁ〜(汗)。

でも、これ以上、強く締め付けられないし、前々から、レンズ内部に露は付いてた(964の後期型(？)から、ウィンカーレンズに空気穴が付いて、露付き対策されたらしいです)んで、まぁ、こんなもんかなぁ？と。

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