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電圧計の取り付け 制作:2002/06/30

随分前に買った、SKC Autometerの電圧計と電流計を、愛車の930に取り付ける事にしました。
どうせ、免停中だから乗れないし、ゆっくりやろうっと(涙)。

数ある計器メーカの中で、このSKCを選んだ理由は、只ひとつ。
雰囲気が911ライクだったから!
黒地に白文字、赤い指針、ほら、911純正のVDOメータにそっくり!

で、この電圧計と電流計、何処に付けるかと云うと・・・。

SKCの電圧計と電流計 24KB

灰皿!ここだッ! 47KB

開けたら、こんな感じ 23KB そう、灰皿を外して、ここに取り付けてしまおうと。
私は、3歳の頃に、親父が火を点けたまま灰皿に置いてあった煙草を口にしたときから、禁煙しているのです(何じゃそりゃ)!
・・・っちゅーか、幼心に、「こんなの人間の吸うモンじゃない!」と悟ったのであります(笑)。

だから、灰皿は必要無いんですね〜。

灰皿を外すには、まず、灰皿をいっぱいまで引き出しましょう。
下から覗き込むと、灰皿の裏に、銀色の金具があるのが分かると思います。

その金具を押し上げながら、灰皿をさらに引っ張ると、ほい、灰皿が取れました。

外すには、この金具を押す 18KB

外すと、こうなってます 17KB 灰皿を外すと、こんな感じです。
灰皿を支えていた、このカバーも、邪魔なんで外してしまいましょう。

これまた簡単で、上に付いてる2本のネジを外すだけです。

ちなみに、真ん中の白い穴は、照明です。
ライトを点けると、この穴から、ダウンライトのように光ります。

灰皿外しちゃったから、この照明も要らないなぁ。
でも、わざわざ外す程でも無いので、そのまんまにします。

カバーを外すと、こうなります。
これだけ、スペースを空ければ、電圧計と電流計を横に並べても、どうにかハマる筈!

でも、まだ外せそうなネジが4本・・・。
これ外したら、更にスペースが空くのかな?

っちゅーわけで、奥に見える、大きなネジ2本と、そのちょっと下に、斜めに留まってる小さなネジ2本を外してみると・・・。

ここまで外れます 21KB

これなに? 21KB ・・・これなに?

4本のネジを外すと、ポロッとこのパーツが外れました。
片方に、ゴムの管が付いてて、その先を辿って行くと、インパネ、ステアリング横の小さな穴へ続いてます。

これ、もしかして、温度センサーか何か?
確か、このステアリング横の穴って、温度を測ってるって聞いた事があったんで・・・。

う〜ん、これは外しちゃイカンでしょ〜。
ってなわけで、元通り、取り付けておきました。

ちなみに、エンジンがかかってる状態だと、この温度センサー、ファンが回ってるので、指をつめないように注意!
私は、思いっきり指突っ込んで、痛い思いをしました・・・(涙)。

今度は、計器を取り付ける金具を、灰皿のところにハマるようにします。

灰皿のところにあるネジ穴は、2つだけ。
金具には4つ穴が空いているので、この金具をステーで連結してしまう事にしました。

で、その、連結するステーなんですが、カー用品店を回っても、ホームセンターを探しても、どのステーも皆大きいんですよね(汗)。

そこで、目を付けたのが、家具補強用のT字金具
大きさも手頃で、値段も2枚で40円と安価。
難点は・・・、T字である、って事でしょうか(汗)。
だって〜、適度な大きさのステーって、これしか無かったんだも〜ん!

ってなわけで、計器取り付け用の金具を連結。
・・・う〜ん、この余計なT字が、邪魔しなきゃいいけど・・・。

無理矢理、連結! 29KB

T字ってのが、なんとも・・・ 21KB

おお、ハマるじゃん! 29KB こんな感じで留まってます 22KB

何かを隠してる!? 21KB お〜!ちょっとキツいけど、ちゃんとハマるじゃん!

いよいよ、助手席グローブボックス下に隠された、電装系の配線をバラすときが来ました!
ここから、アクセサリー(ACC)電源を引っ張ります。

明かに怪しい、まるで何かを隠すかのように被された黒い布を外すと・・・。

ごちゃごちゃごちゃ〜っ! 63KB

うぎゃあああ〜ッ!

き、汚ねぇ〜。やる気が失せる・・・(汗)。

それでも、電源を引っ張って来ないとイカンので、一生懸命配線をバラすと、も〜勘弁してくれってな感じの配線が・・・。
タップで電源をパラる(パラレル(平行)に繋ぐの意味)のは、まぁ良いとしてもですな、そのパラった電源を「もう要らねー」とばかりに、バチバチ切ってるのは、一体なに?

前のときも、ギボシ端子のオスメスが逆になってたりと、幾ら20年近く前のクルマだからって、新車で1,000万したクルマとは思えない仕事だな〜(涙)。
前のオーナーのときとか、一体、どんなショップが、このクルマの面倒を見てたんだろう・・・。

む〜 26KB

こんな風にパラにします 21KB 意味不明の配線をかいくぐりながら、電圧計の電源は、オーディオに行ってるACC電源をパラる事にしました。

ギボシ端子のパラを、自分で作って、繋いでみました。
こうやって、しっかり繋いだ方が、安心ですよね〜。

電流計への接続と、意味不明な配線の整理は、また後日・・・。

電圧計が動いた! 19KB 運転席からは、こんな感じで見えます 47KB
そうやって、やっとこさ引っ張って来た電源を、電圧計に繋いで、ほい完成!

多分、運転中は見えにくいんだろうな、と思ってたら、上手い具合にスポークの向こうに電圧計、こっちに電流計が見えて、なかなかの視認性。
この灰皿の位置、オススメです。

ちなみに、この電圧計と電流計、大きさは52mmφです。
っちゅー事は、52mmφの計器なら、このスペースに2個並べる事が出来る、って事ですね。
メータを外付けしようとしてる人がいれば、是非、試して欲しいです〜。

今回は、電圧計のみの配線となりましたが、いずれ、電流計の方も配線したいと思ってます。
電圧計は、配線簡単なんですけども、電流計ってのは、全電流の流れる線に噛まさないとイカンのです。
そんな大電流の流れる線を、室内に引き込むのは、ちょっと恐いんですよねぇ。

幾ら高電圧がかかっても、流れる電流が少なければ死なないんですが、逆を云うと、電圧が低くても、大電流が流れると、人間は死んでしまいます。
・・・し、死にたくないよぉ〜ッ(ぶるぶる)!

それと、この電圧計と電流計は、豆球が付いてて、イルミネーションの線を繋げば光るんですが、これもまた後日。
イルミネーションの線が、見付からなかったもんで(汗)。

暇を見て、汚い配線の整理も、頑張ってやろうっと。

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